日本の山小屋を支援する「#山小屋支援プロジェクト」を始動、クラウドファンディングの支援者を募集

プレスリリース

第1期支援対象は約30軒 / 山小屋存続の危機を、登山と自然を愛する人の力で支えるプロジェクト

 登山アプリ・Webサービス「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップ(福岡市、代表取締役 春山慶彦、以下ヤマップ)は、山小屋支援プロシェクト運営協議会を発足し、日本の山小屋を支援する「#山小屋支援プロジェクト」を始動、クラウドファンディング支援者の募集を開始しました。

【新型コロナ】#山小屋支援プロジェクト URL:https://readyfor.jp/projects/yamagoya

■ 背景
 登山の自粛要請による影響はもとより万全な”三密”対策も難しいことから、ゴールデンウィーク期間中はもちろん今夏シーズンまでをも休業を余儀なくされ、売り上げの激減・資金繰り等、存続の危機にさらされている山小屋があります。山小屋は古くから、休憩・宿泊・救助活動等の「拠点」としての機能だけでなく、登山道の治安を「維持・管理」する役割も担い、安全で快適な登山は、山小屋を維持・運営する人たちの営為に支えられ続けてきました。

 そんな“山のインフラ”とも言える山小屋の運営者を、今こそ登山と自然を愛する人の力で支えることが必要ではないか。本プロジェクトはそんな思想に端を発し、始動する運びとなりました。

■ 山小屋運営者の声(一部抜粋)
 そもそも山小屋は、登山道整備や遭難救助、公衆トイレや診療所の設置等、山の世界での社会インフラの整備、また過酷な立地条件での設備投資や高額な物資輸送によって、非常に薄利です。それは奥地の山小屋ほど顕著で、私共の山小屋でいうと、宿泊者が2割減で赤字に転落です。今シーズンは多くの山小屋が休業や規模を縮小しての営業に追い込まれていますが、現在の過激な登山自粛論も手伝って、登山文化自体が危機に瀕しているといえます。登山は人々の心の支えとなる文化です。どうか皆様のお力添えをお願いいたします。 ― 北アルプス 三俣山荘 伊藤 圭

 通年営業の甲斐駒ヶ岳七丈小屋では、感染拡大防止の観点から、3月中旬頃から段階的に営業を縮小し、4月3日から休業となり今に至ります。休業後もスタッフが常駐し、山小屋の維持管理や登山道整備に励んでいます。今シーズンは営業を再開できたとしても、登山者数の減少や、山小屋の利用そのものを控える方も多くなると予想しています。また感染対策をしながらの営業は困難が予想され、今シーズンの休業を決めた小屋も出てきました。そんな中でも山の公共インフラでもある山小屋(トイレやテント場も含む)や登山道を守り続けるには、皆さまのお力添えが不可欠です。どうぞご支援よろしくお願いいたします。― 南アルプス 甲斐駒ヶ岳七丈小屋 花谷 泰広

■ 応援メッセージ(一部抜粋)
 新型コロナウイルスの影響は日本のアウトドア業界にも深刻に広がり、登山活動の自粛が求められました。これから本格的な登山シーズンが訪れますが、各地の山小屋も営業自粛が余儀なく求められ、先の目途が立たず困窮しているようです。山小屋が果たす役割は大きく、僕も幾度となくお世話になってきました。山を愛するひとりの登山者として、支援活動を応援します。― プロアドベンチャーレーサー 田中 陽希

 変わり続けることを求められ、時には不意に変えられてしまう時代の中で、ひたすら変わらずにあり続けることを宿命づけられた山小屋を、変わることのできる私たちが守るべきときが来た。登山道を守り、環境を守り、登山を守り、山を守り、私たちを守ってくれる山小屋を、いまこそ、我々が守ろう。 ― プロ登山家 竹内 洋岳

 運営協議会の呼びかけや山小屋からの連絡により、第1期分として約30軒の山小屋が支援の対象となります。今後、支援対象の山小屋は順次プロジェクトページ(READYFOR内)に追加予定で、支援を必要としている山小屋関係者様のご参加も広く募っております。
【新型コロナ】#山小屋支援プロジェクト URL:https://readyfor.jp/projects/yamagoya

■ 支援対象(5月18日現在/敬称略・順不同)
 < 関東周辺 > 富士見平小屋、金峰山小屋、鍋割山荘
 < 上信越・北陸 > 高谷池ヒュッテ
 < 八ヶ岳 > 黒百合ヒュッテ、オーレン小屋、蓼科山荘、双子池ヒュッテ、硫黄岳山荘、根石岳山荘、夏沢鉱泉
 < 北アルプス > 雲ノ平山荘、三俣山荘、水晶小屋、朝日小屋、北穂高小屋、蝶ヶ岳ヒュッテ、剱澤小屋、真砂沢ロッジ、野口五郎小屋、薬師岳山荘、槍平小屋、御嶽山 二の池ヒュッテ
 < 中央アルプス > 西駒山荘、越百小屋
 < 南アルプス > 北岳 肩ノ小屋、七丈小屋、北沢峠 こもれび山荘
 < 中国・四国・九州 > 剣山頂上ヒュッテ

■ 支援金の使途・支援方法について

 集まった全支援金は、新型コロナウイルス対策のための資材購入費をはじめ、登山道の整備、遭難対策費用、当座の運転資金等に充当します。支援者は、対象の山小屋を「指定する」コースと「指定しない」コースを選択でき「指定する」コースの支援金はその山小屋へ。「指定しない」コースの支援金は、各被害状況の実態に基づき、最も支援を必要としている山小屋に分配されます。(募集締切:2020年6月30日(火)当日中)

 なお、支援金は本取り組みにかかる事務経費を除いた全額を、各山小屋へお渡しします。運営協議会や応援者に支援金が流れることはありません。集まった金額の総額や各山小屋への分配金額・事務経費等・プロジェクトに関する各種情報は、プロジェクトページおよびYAMAPウェブサイトにて適宜開示するとともに、今後も、本プロジェクトの拡充・強化を図ってまいります。

【#山小屋支援プロジェクト実施概要】
 プロジェクト名:#山小屋支援プロジェクト
 プロジェクト概要:新型コロナウイルスの影響により甚大な被害を受けている山小屋存続の危機を、登山と自然を愛する人の力で支えるプロジェクト
 URL:https://readyfor.jp/projects/yamagoya
 実行者:山小屋支援プロシェクト運営協議会
 (所在地:〒812-0024 福岡県福岡市博多区綱場町 2-2福岡第一ビル 6階 / お問い合わせ先:support@yamap.co.jp )
 募集期間:2020年5月18日(月)〜 2020年6月30日(火)当日中
 目標金額:2,000,000円
 資金使途:山小屋の維持・運営に係る各種費用

【株式会社ヤマップ 会社概要】
 会社名:株式会社ヤマップ
 本社所在地:福岡市博多区綱場町2-2 福岡第一ビル6F
 資本金:13億7324万円(資本準備金を含む)
 事業概要:
  1. 登山・アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」の運営
  2. 登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア「YAMAP STORE」の運営
  3. これからの登山文化をつくるメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営
  4. 1日単位で入れる登山保険「YAMAP登山保険」の販売 等
 URL:https://corporate.yamap.co.jp/